国語の読解力
「読解問題ができなくて、どうしたらいいですか?」
「国語の勉強はどうしたらいいですか?」
「算数の文章題が苦手なんです」
と質問を受けることがあります。
算数の文章題は、読解力(注意深く問題を読む)が何より必要です。
計算はできている場合がほとんどなので、あとは読解力をつけるだけです。
その読解力はどうしたらいいでしょう??
多くの生徒達と接する中で、確かなことがあります。
それは、読書量が多い生徒は中学3年生後半になってから
成績がグッと上がってきます。
より多くの本を読んでいる生徒は
入試や模擬試験の国語の長文読解の要旨をしっかり把握し
適切に解答することが出来ています。
また、英単語・文法に少し自信がなくても英語の長文の内容を理解し
内容に関する設問は正解することができています。
本を読んで読解力を付けるのは少し遠回りのような気がしますが、
国語力を鍛えるには一番だと思っています。
学習塾向学舎では、塾文庫を通じて
本を読む習慣がある生徒には、できるだけ色々なジャンルの本を読むようにまた、あまり読みたがらない生徒には面白そうな本を提案しています。
今回は読書が好きになれる本を提案したいと思います(^^)
『サーティーナイン・クルーズ』 (体感型謎解きアドベンチャー小説)
リック・ライオダン著
小浜 杳訳
本に書いてあったあらすじを抜粋します
名門ケイヒル一族の当主である大富豪グレースは、謎の遺言を残して亡くなった。
「世界中に散らばる39の手がかりを探した者は、究極の力を手に入れるだろう」と。
14歳のエイミーと11歳のダンは、ケイヒル家の遺産相続人候補となり
39の手がかりを探す旅に出た。しかし多くのライバルが二人の前に立ちはだかる。
謀略と裏切り、時には命をも狙われながら、二人は力を合わせて、
困難に立ち向かっていくが・・・
児童書にしては、ぎっしり字がありますが、先が気になるので
楽しく夢中になれる本です。
現在は8巻まで出ています。この先、まだまだシリーズが続くようです。
この本は、小4の姪から薦められました。
ただいま、1~3巻まで借りて読んでいます。
姪も夢中で読んでいたのか、本の表紙はボロボロです。
ある時、どこまで読んだのかと、姪と電話で話をしていると
「オーストリア・ウィーン」と地名がでてきて驚きました。
世界中を旅する物語なので、地図に興味を持つきっかけにもなりそうです。
私は、共通の話題ができるのが嬉しくて、ドンドン読み進めています♪
学習塾 個人塾向学舎 塾長 小中高校生対象の個別指導塾を平成10年に開校しました。現在、市内はじめ山梨市や笛吹市の生徒が在籍しています。学習に関するお悩みを一緒に解決しましょう。
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