オレンジカフェ2019年2月
2月14日、甲州市で月に1回開催している「オレンジカフェ」に行ってきました。今回の会場は、恩賜林記念館でした。
認知症カフェ
オレンジカフェ
お洒落な看板には、
「どなたでも参加できます!」
とあり、安心して中に入ることができます。
ちょうど、ハーモニカの演奏の最中でした。
童謡や山梨県にちなんだ曲や、聞き慣れた歌謡曲などなど。誰でも口ずさむことができる曲ばかりです。
演奏だけではなく、楽しいトークもあり、会場からはドッと笑いが起きることもありました。
参加者は施設に入居されている方や一人暮らしの方や、介護をしているご家族の方が多いようです。
もう10数年前に亡くなった祖父も認知症になり、家族で協力し介護したことを思い出します。
今思えば、もう少し優しくしてあげればよかった。もっと話を聞いてあげればよかった。と、悔いばかりが残ります。
そのときのことを思い返すと、いいことばかりではなく、辛いことのほうが多いようにさえ感じることもありました。
いくら悔やんでも、
当時、できなかったこと。祖父にしてあげることは、もうできません。
支援は順送りで広げていく。してもらった人へ返すのではなく、また別の方へとつなげていくと支援の輪が広がっていくそうです。
(「しぶしぶからでもいいじゃない はじめよう、ふくしの地域づくり」で聞きました)
甲州市ではご家族のサポートも、さまざま用意しています。広く周知され、多くの方に利用していただき、福祉のまちづくりが進むことを願います。
下の写真のロバさん。
認知症サポートキャラバンの「ロバ隊長」というそうです。
*ロバのように急がずしかし一歩一歩着実に。
と書かれていました。