令和7年6月定例会が閉会しました

6月30日に定例会が閉会しました。最終日には、条例案2つに反対討論をいたしました。

1つは、「交流保養センター大菩薩の湯」の料金改定です。
H10年から料金据え置きになっていて、いくら社会情勢を鑑みての値上げとはいえ、物価高騰の今、市民生活が苦しい時に、市民が多く利用している施設まで値上げすることはないということ
回数券の利用規定が、条例では明確になっておらず、料金値上げしたら、差額を支払わなければならない可能性があること(現に、その施設で条例改正をしないでも、できる範囲の値上げをして、回数券の差額を徴収しています)
その指定管理者の杜撰な経営体制も、決算のときに指摘したにも関わらず、改善が見られないこと。
もう一つは、「やまと天目山温泉」の料金改定です。
こちらも、回数券の取り扱いについて、明記がないため大菩薩の湯と同様に、差額を徴収する可能性が否定できないことから反対をしました。
だいぶ簡単にまとめましたが、そのような理由で反対しました。
私の反対討論に対し、賛成討論がありましたが、持続可能な施設として持続していくために今こそ値上げが必要という言葉が、強く印象に残りましたが、市民生活の苦しいときこそ、市民に寄り添った行政運営がされるべきと、私は考えているので、その賛成討論には一ミリも賛同できる部分がありませんでした。
採決の結果、どちらの議案も賛成多数により原案通り可決されました。
反対討論の様子は、甲州市議会の公式YouTubeで見ることができます。