山梨県議会議員選挙の投票率について

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今年は統一地方選で年間を通して、選挙が多くあります。

4月7日。山梨県議会議員選挙が行われました。

2月には山梨県知事選挙が行われましたが、投票率が年々低下し続けています。それに対して、県の選挙管理委員会ではさまざまな啓発活動を行っています。啓発品として、ポケットティッシュやのぼり旗が各市町村に配られています。

これらもすべて税金を使って作成されています。

県の予算であっても、その税金は私達一人ひとりから集められたものです。無駄にしていいものは何一つありません。

 

ちょっと気になり、市役所へ見に行ってみると。

期日前投票ののぼり旗は、庁舎内に立てられ、啓発品のティッシュは期日前投票所となっている部屋の外のテーブルに並んでいる。

①のぼり旗を何本も立てたら、啓発になるのか?

やらないよりは、いいと思う。あーあー、今選挙期間中なのか。と感じる人がいるかもしれない。

②ティッシュは配ればいいのか?

うっかり、投票日を間違っていた人が気づくきっかけになるかもしれない。関心のない人が、もしかしたら家に届いた投票券を持って投票にいくかもしれない。

 

その後、甲州市では、啓発用のティッシュをスーパーで配り、のぼり旗も外へ出すなどの対応がありました。

 

では、投票率の低さは、誰が責を負うのか。

政治への関心を薄れさせている、議員に問題があるのではないだろうか。

広報は存分になされているのだろうか。

多くの人が関心を向けるような政策論争がされているのだろうか。

若い世代が希望を持てるような政治が行われているのだろうか。

 

今回の統一地方選で、目を引いた北九州の広報。201904senkyo2.jpg

若い世代を意識した広報で、これまで投票に行かなかった人も行ってみたくなるかもしれないですね。

 

選挙では、マニフェストを読んで、よく考えて投票をするのが一番良いとは思います。しかし、20代前半の世代では「全然候補者のことを知らないから、選挙に行っても誰に入れたらいいかわからない。」という意見も多々あります。

尻込みせず、まずは行ってみることが大切ではないでしょうか。

自分が投じた一票。その人が当選したら、自分の1票が満足だったのか、後悔になったのか。次の選挙時にその経験を生かせばよいのではないか、と私は思います。

それが例えば

ポスターの写真をみて選ぶでもいいと思う。

一歩を踏み出して、自らの意思を示していこう!

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2019年2月の知事選の投票率は以下の通りです。

山梨県全体 59.76%

甲州市   61.76%

20歳以下が投票できるようになり、何度めかの選挙ではありますが、甲州市におけるその年齢別の投票率は

18歳 60.92%

19歳 33.90%

意外と多い、18歳の投票率に比べ、19歳ではガクンと落ちます。これは、大学等への進学に伴い、住民票は移さずに県外で生活をしているため投票をしないという場合も多いのかもしれないです。

不在者投票などさまざまな投票方法があるので、権利を放棄せず、多くの方に少しでも関心を寄せてもらいたいです。