議員年金は不要でしょ
全国市議会旬報というものがあり、議員になってから月に3回送られてきています。
ここのところ、何回か目について仕方ない話題が
「地方議員の厚生年金への加入を」
というもの。
「議員になったら、議員年金もあるんでしょ?」と、市民の皆様からよく聞かれることがあります。
そんなことはなく、H23年をもって廃止されています。詳細は総務省のHPにあります。
ということで、前回の改選で初当選した私はじめ、他の6人も議員年金はありません。(それ以前の方については、複雑になっています。ご興味がある方は総務省のHPでも知ることができます。)
ということで、法人の役員等または何かしらの形で法人に属している地方議員を除き、他の議員は自営業の方と同じで、国民年金に加入しているということになります。
私はずっと自営業なので、23年間国民年金に加入しています。
議員にだけ、なぜそのような待遇が必要になると考えているのか。
・議員のなり手がいないから?
・社会保障を手厚くしないとなる人がいないから?
この議論は、議員報酬を上げて議員のなり手を増やしたいというものと同様ではないでしょうか。保証がないから議員のなり手がないという議論がおかしいと思わないのでしょうか?
議員を志すとき、その町を良くしたい!少しでも財政状況を良くしたい!など、それぞれの感じた問題や課題を解決するために議員を志しているのではないのでしょうか?
だから保証がなければ議員のなり手がないという議論がおかしいのです。
議員になったから特別ではない。
議員になることは、偉くなるということではない。
議員は再就職先ではない。
ひと昔前のように、地元の名士が議員や首長になっていた時代とは今は違います。
市民の代表として、市の行政へのチェックを怠らず、市政が良くなるように提言をし、自らが率先して財政の健全化に努めるべきです。
【議員年金 地方議員】で検索してみると、「こっそり復活」などという文言もでてきます。報道されないことが多いです。
これは全国ネットで報道しなければならない内容です。特に今こそ!
地方議員約3万3000人のうち、議員年金の復活に対して、地域や市民目線で考えることができる議員がどのくらいいるのか、アンケートを取るべきだと考えます。