スポーツ少年団の施設利用料 全額免除が始まる

6月定例会初日、市長の市政方針の中で「子どもたちがスポーツに親しむ環境を整え、スポーツ少年団活動を通じた子どもたちの健全育成を図っていくため、本市のスポーツ少年団が体育館やグラウンドなどを利用した際の使用料を全額免除」ということが述べられました。

その言葉の通り、一般会計補正予算の中でその部分が提案され、最終日に原案の通り可決となりました。

これまで、スポーツ少年団や青少年関連の団体についての施設利用料の全額免除ができないかという質問を、令和4年12月定例会、令和5年3月定例会でしてきました。市長からは、「県内の実情を調査し、方向性を検討する」という趣旨の答弁をいただいたものの、なかなか進みませんでした。

ようやく令和6年7月からは、市に登録されているスポーツ少年団は施設利用料が全額免除になります。できればこのほかにもボランティアや社会奉仕を目的にしているガールスカウトについても検討していただきたいと、委員会で要望をしました。

少子高齢化が進み、甲州市の高齢化率も高くなってきています。子どもたちが健やかに育ち、甲州市に愛着を感じてもらうためには、青少年育成に、市としてしっかり取り組んでいく姿勢が必要だと思っています。