副議長就任の抱負(第75号甲州市議会広報)

令和6年3月定例会最終日に議会からご指名をいただき、副議長に就任いたしました。議員としての姿勢は変わりませんが、これからは議長をしっかり補佐していきたいと思います。

7月31日発行の議会広報75号に副議長の抱負を掲載していただきました。

以下、全文掲載

タイトル「副議長として、女性議員として」

 議会からご指名をいただき副議長に就任いたしました。自身の器に余る大役でもあり、大変光栄に感じるとともに責任の重さに身の引き締まる思いです。副議長としての公務は増えますが、議員としての姿勢は変わりませんので、これまで通り声をかけていただければと思います。また議会においては、議長を補佐し職責を務めさせていただきます。

 私は、皆様からのご支援をいただき平成29年に初当選してから議員活動は7年目になりました。これまでにも地域経済や社会福祉などへの理解、法律的なことや行政に関する知識を深めてまいりました。これまで以上に市民の皆様との対話を通して状況を把握していく必要があります。市民の意見や困りごとを市政に反映できるよう、市議会メンバーと連携し、市の課題に対して継続的な議論と提案を行い、本市の発展に向けて努力していきたいと思います。

 また女性議員の一人として、これから政治家を目指す女性を増やしていきたいと考えています。初当選時、甲州市議会の女性議員は2名でしたが、現在は17人中4名が女性で、その比率は23.5%と県内では一番高くなっています。議会内に女性が増えたことにより、発言の取り扱いや議会内で取り扱われる課題の内容も変化してきました。具体的には、「女性差別撤廃条約選択議定書に関する意見書」の採択に向けて、女性議員4人で研究会を作り、協力して全議員の共通認識を高め、令和6年3月定例会にて全会一致での採択となりました。ほかにも一般質問や委員会においても生活に密着したキーワードがよく出されたり、家族のケアがある際には配慮した日程にしたり、条例や規則の範囲内で様々な取り組みがなされるようになってきました。女性議員が増えることは、多様性と新たな視点がもたらされ、より良い政策とつながっていきます。今後も県内他市に先駆けて、多様な視点での施策が展開されるよう議会一丸となって取り組んでいければと思います。