議長選での所信表明
議長が辞職したので、議長選が行われました。甲州市議会では、議長選の際には所信表明ができるという規定になっています。そこで、所属会派の方々にご理解をいただき、議長選での所信表明をさせていただきました。
その後、本会議での投票の結果は、5票をいただきました。会派を超えて、ご支援をいただけたことには、とても嬉しかったです!
しかしながら、私の力不足であり、残念ながら当選することはできませんでした。
所信表明の全文を掲載します。
私は、1年間、副議長として平塚前議長をお支えしてまいりました。
平塚前議長の任期中には、議会改革や議会運営について、よく意見を交わし、平塚前議長と力を合わせ議会改革に取り組んでまいりました。
平塚前議長の議会改革には大きくは3点ありました。
①議会の見える化
②議会からの政策立案、政策提言サイクルの充実、強化。
③議員間討議を導入し、合議制のもと議論を重ね市民の負託に応えられる議会
その中でも特に議員の皆様、事務局のご協力を得る中で開催した3会場での議会報告会は、市民の皆様と議員とで意見交換できる貴重な機会となりました。議会報告会は、今後も継続していくべきですが、市民の皆様への報告については、これからまとめていかなければなりませんし、改善点を議会の皆様とともに、検証する必要があります。
他には、議会改革研究会で現在議論を進めていただいている議会基本条例も次の改選までに目処をつけていきたいと思います。また予算決算常任委員会の審査については、議員間討議の時間を導入したことにより、議会からの提言や付帯決議などが行われるようになりました。また来週には研修も予定されてちいますが、ハラスメント対策についても継続して取り組む必要があります。
議会は言論の府です。
いかなる圧力や力ではなく、議論を積み重ねることができる議会にしていきます。
中立公平かつ、円滑な議会運営に努め、平塚前議長が取り組まれてきた議会改革にこれからも継続性をもたせるために活動していきたいと思います。
市民の皆さま、議員の皆様のご意見に傾聴し、市民福祉向上、市政発展へと尽力してまいります。